相次ぐ公用車の車検切れ

車検切れを起こしていると知らずに車を運転すると、道路運送車両法や自動車損害賠償保障法などの違反で最大80万円の罰金や最大12点の罰則が科せられてしまいます。
その上、事故でも起こしたら大変な事になってしまいますよね。
車検切れの車で事故を起こすと任意保険の適用外となってしまいますから、事故の被害者にも迷惑をかけてしまいますし、保障が無いので自分自身も大きな負債を負う事になってしまいます。
ですから、万が一にもそんな状況にならない様に、車検の有効期限についてはしっかりと把握しておかねばなりません。
●自治体の職務怠慢
しかしながら、沢山の地方自治体で車検切れに気づかず公用車を使用していた事実があるんですよ。
少し調べただけでも、山口市、長久手市、四日市市、逗子市、三浦市、海老名市、倉敷市、海津市、野田市、真庭市、横浜市、土岐市、静岡市、三重県、岡山県などの自治体が車検切れの公用車を使用していた事が分かりました。
一体なぜ、そんな事態になってしまうでしょうか?
自治体の所有する公用車ですから、当然車両を管理する部署や担当者がいるはずです。
にも関わらずこれほど多数の自治体で車検切れが起こってしまったのは、おそらく使用者にとって「自分の車ではない」という意識が強いからではないでしょうか。
自分の所有する車両なら、車検の期限について把握している人は多いはずです。
しかし公用車の場合、自分には関係ない、あるいは誰かが管理しているだろう、という無責任な意識がどこかにあったのではないでしょうか。
●再発防止は出来るのか
上にあげた自治体では、再発防止策として下記の様な再発防止策を出しているようです。
・車検満了日を一覧表にして掲示する。
・車検満了日を書類に記載して、利用者が確認する。
・車の見やすい場所に次回の車検満了日シールを貼る。
・各所属と総務課で車両管理のダブルチェックをする。
・研修や注意喚起によって安全運転管理を推進する。
市民や県民の血税で使用されている公用車なのですから、車両管理はしっかりと行って欲しいものですね。

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